女性に優しい企業の探し方

結婚しても、育児も両立してできる企業が理想だと、女性は常に考えるものではないでしょうか。しかし、ひとえに女性にとって優しい企業といっても、様々です。 明確な基準があれば、もう少しなんとかなるものなのに  なんて思っている人もいるのではないでしょうか。安心してください。そんな人達のために、女性にとって優しい企業かどうかを判断する基準というものは存在しているのです。今回は、女性にとって優しい企業を探す上でのコツをご紹介しましょう。

 女性にとって優しいとされている企業を見分けるには? 

では、女性にとって優しい企業をどのように実際に見分けるべきなのでしょうか。企業側もどんな会社でも、女性にも働いてもらいたいものなので、待遇は良いと謳うものです。しかし、それらは名ばかりで活用されていないことだってあるのです。では、どうすれば、そのような名ばかりの制度なのかどうかを見分けることが出来るのでしょうか。それは、認定制度や受賞企業を探すのが効果的だと考えています。では、どのような認定制度や賞があるのでしょうか。

(1)次世代に基づく認定企業一覧から探す
2003年7月に成立・交付された「次世代育成支援対策推進法」(次世代法)は、次代の社会を担う子どもが健やかに育成される環境の整備を行うことを目的にしています。この次世代法に基づいて、子作りと仕事の両立支援に積極的な企業・団体には「次世代認定マーク(愛称:くるみん)」を交付しています。

(2)均等・両立推進企業表彰企業を探す
1999年度より実施してきた「均等推進企業表彰」と「ファミリー・フレンドリー企業表彰」を2007年に統合したものが、均等・両立推進企業表彰です。「女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取組」または「仕事と育児・介護の両立支援のための取組」について、模範といえるような取り組みを進めている企業を表彰しています。この賞を受賞した企業も1つの有力な企業と言えるでしょう。
(1)と(2)は、厚生労働省のページから一覧が見えるので、参考にしてみるのも良いかもしれません。

(3)テレワーク推進
テレワークとは、情報通信技術(IT)を利用した場所・時間にとらわれない働き方のこと。日本テレワーク協会が2000年度から在宅勤務制度などを積極的に取り入れている企業を表彰しています。

 以上のような女性にとって働きやすい会社が受賞する企業は、転職するにあたりとても有力な判断材料の1つになり得ると言えます。 

 まとめ 

女性にとって働きやすい企業かどうかを見分けることは、女性の転職にとって永遠のテーマの1つと言えるほど大切なものであると言えます。様々な情報を駆使して、理想の転職先を見つけて行きましょう。